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私が考える学生の役割

投稿日: 2024年9月23日10:37

著者: キム博士ネット

大学院生活における先輩後輩の関係性について

博士号取得から4年が経過しました。休日も実験に励んでいた幸せな博士課程の日々を懐かしく思い出します。

最近入学された皆さんが気になるであろう役割について、私の考えを述べさせていただきます。

新入生へのアドバイス

  • 先輩について回り、小さな実験やミーティングに参加しましょう。
  • 学ぶべき先輩と、そうでない先輩を早く見分けることが重要です。
  • 学ぶべき先輩について回り、一つでも多くのことを吸収する姿勢が必要です。

データプロットに注目

  • 先輩たちのデータプロット(グラフ作成)に注目しましょう。
  • 論文を書いている先輩の側でプロットの作り方を学び、面倒な作業を率先して手伝うことで、論文の共著者になるチャンスも生まれます。

質問の重要性

  • 質問を恐れないでください。知らないことを隠すのは危険です。
  • 先輩がいる時は、質問を整理して必ず聞きましょう。
  • 質問する前に自分で調べ、理解できた部分と難しい部分を明確にしてから聞くのが良いでしょう。

先輩へのお願い

  • 新入生が付いて回って学ぶことの大変さを理解してください。
  • 新入生に機会を与え、フィードバックを提供してください。
  • 後輩の質問には必ず答えてください。基本的な質問ほど答えるのが難しいものです。
  • 後輩に簡潔明瞭に教える練習は、将来の面接や教職に役立ちます。
  • 自分についてくる後輩を必ず作りましょう。

チームワークの重要性

  • 一人で実験し論文を書くのは物理的に厳しいです。
  • 後輩が増えれば、実験のスピードも格段に上がります。
  • 論文では必ず後輩の貢献部分を認めてください。

まとめ

私は大学院時代、後輩を育てて共同研究することを好みました。その結果、多くの論文を書くことができ、大学院生活も非常に充実していました。

個人主義が強まる昨今ですが、お互いに助け合い学び合うことで、より幸せな生活が送れると信じています。

皆さん、頑張ってください!

注:これは私個人の考えであり、他の方々とは意見が異なる可能性があります。正解は一つではありません。

タグ: #メンタリング, #大学院生活, #研究のコツ

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