大学院生の研究に対する誤解と真の意味
多くの学生が誤解していることがあります。エクセルを上手に使いこなして分析を素早く処理したり、実験を間違いなく行ったりすることが、仕事ができることだと考えています。しかし、それは単なる技術的な能力に過ぎません。
真の研究能力とは
大学院で本当に仕事ができるというのは、課題が与えられたときに、実験や資料分析を行い、結論を導き出し、次に何を研究すべきかを考え進めていくことです。これこそが真の意味で仕事ができるということです。
アルバイトで仕事ができると褒められたのに、なぜ大学院では仕事ができないと叱られるのか疑問に思う必要はありません。単純労働を要求するほとんどのアルバイトは技術的な能力が必要なだけで、深い思考は必要ありません。
研究の本質
研究は、間違いや失敗があっても、様々な方法を試しながら問題解決に努める過程です。その末に洞察を通じて気づき、結論を導き出すのです。教授が一つ一つ手取り足取り教えてくれるのであれば、それは教授が研究しているのであって、学生が研究しているとは言えません。
自己省察の重要性
統合課程で始めてしまった学生たちは、自分に合わないと感じて後悔するのではなく、修士課程を経験してから真剣に考えることをお勧めします。自分が考え、研究することが本当に好きなのか、それとも単に教授の指示通りに頑張ったことに満足しているだけなのか。心に手を当てて真剣に考えてみてください。
多様なキャリアパス
好奇心がなく受動的で、言われたことだけをこなす学生たち。それは時間の無駄です。自分の人生をより素晴らしく、立派に花開かせることができる場所へ旅立ちましょう。大学院の修士号や博士号だけが成功への道ではありません。お金を求めるなら起業もできますし、やりがいを感じたいなら奉仕の人生を通じて達成することもできます。安定した生活を望むなら公務員になることもできます。自分に合った服を着て、自分に合った人生の色を真剣に考えてみてください。
公務員に向いている学生が研究がしたいと言い張り、自分は研究が好きだと主張する学生のために、今夜も深夜まで、この学生をどのように研究者に育てるべきか深く悩んでいます。
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