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研究室選びその1

投稿日: 2024年10月18日11:12

著者: キム博士ネット

博士課程の研究室選びに関する公式記事

要約

  • 博士課程は6〜8年の期間を要するため、研究室選びは非常に重要です。
  • 研究室の規模、資金状況、出版実績、卒業生の進路などを考慮すべきです。
  • 大学院出願前にインターンシップを通じて、自分に研究が適しているかを見極めることが重要です。

研究室選びの重要性

多くの場合、入学したプログラムのローテーションを通じて研究室を選ぶことになります。ローテーションがないプログラムの場合は、自分で希望する研究室を検討する必要があります。博士課程の研究室選びは非常に重要ですが、多くの学生が適切な選択に悩んでいます。これは、興味のある分野について詳細な知識がなかったり、何を優先すべきか分からなかったりするためです。この記事が、博士課程志望者やポスドク志望者の参考になれば幸いです。

1. 研究分野

まず、自分の研究分野を明確にする必要があります。主な興味から始めて、より広い分野を探索することも大切です。これは、他の選択肢とのバランスを取るための'プランB'にもなります。無関係な科学分野を考慮すべきだとは言いませんが、研究者として柔軟な姿勢を持つことが重要です。科学の世界では常に新たな課題に直面し、トレンドも常に変化します。そのため、主体性を持って柔軟に対応する能力が必要です。

実際の研究プロジェクトやトピックは、当初考えていたものとは少し異なる可能性があります。研究室を選ぶ前に、潜在的な指導教員や主任研究者と研究トピックについて深い意味のある対話を持つことが重要です。こうした会話を通じて研究のトレンドを把握し、自分がどの方向に進むべきかを見極めることができます。

2. 研究以外の要素

博士課程は6〜8年の期間を要します。この期間、研究室のメンバーや指導教員と多くの時間を過ごすことになります。研究は質の高い成果を求められるため、ストレスフルになる可能性があります。そのため、研究室を選ぶ際には慎重に検討し、証拠を集めることが重要です。研究に関係のない要素に気を取られないようにしましょう。

潜在的な指導教員との相談の際に、彼らの管理スタイルを把握することができるでしょう。研究分野の重なりだけでなく、研究室の管理スタイルも考慮に入れてください。チームメンバーを細かく管理するタイプなのか、それとも結果だけを求めて自由度を与えるタイプなのか。あなたはどちらの管理スタイルを好みますか?

研究室の規模も重要です。大規模な研究室は資金が豊富で学際的なプロジェクトが多い傾向にあります。様々な研究に参加する機会が増え、異なる専門性を持つ人々とのネットワークを構築しやすくなります。一方、小規模な研究室では、研究室内(指導教員も含めて)でより密接な協力関係を築きやすく、自分の研究により自由に取り組める可能性があります。ただし、大規模な研究室に比べて資金状況が不安定な場合があります。

これらの要素をどのように調べればよいでしょうか?まず、共通の知人を通じて研究室内部の人に聞くことができます。あるいは、研究室のメンバーに直接メールを送り、丁寧に質問することもできます。自己紹介をし、彼らの研究や現在所属している研究室への興味を示しましょう。彼らは質問に答えてくれるだけでなく、大学院についてのアドバイスもくれるかもしれません。

3. 研究インターンシップ

自分の適性を見極めるために、実際に行動を起こしましょう。いくつかの研究職にインターンとして応募してみてください。インターンシップを経験することで、研究者としての自分のタイプや、研究に適しているかどうかを見つけることができます。自己動機付けのできる人間ですか?もしそうなら、大学院への道が開かれるでしょう。そうでない場合は、大学院以外のキャリアパスを考慮すべきかもしれません。

インターンシップの経験は、仕事倫理や人生の価値観について考える機会も与えてくれます。そのため、大学院プログラムに応募する前にこのような訓練を受けることを強くお勧めします。

(続く)

タグ: #博士課程, #大学院生活, #研究室選択

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