指導教授との初めての論文作成:成長と挑戦の記録
厳しい指導と熱心な議論
私は現在、指導教授と初めての論文を準備しています。論文のテーマから論旨、研究方法、結果の解釈、結論に至るまで、激しい議論を交わさずに決まったことは一つもありませんでした。
教授は非常に高い基準を持っており、一つのことを行うにしても徹底的に行う必要があると主張します。博士としての誇りを持てる論文を作成すべきだと、毎回のミーティングで激論に近い議論を交わしました。
熱心な指導と迅速なフィードバック
昨夜も深夜まで修正を行い、提出しましたが、教授は2時間も経たないうちにメールを確認されました。1日以内に返信があり、ミーティングの予定も立てられそうです。少し休憩を取る必要がありそうです。
成長の実感
教授との研究過程で、電話、メッセージ、メール、オンライン・オフラインでのミーティングを通じて議論を重ねる中で(時には言い争いのレベルですが、お互いの自尊心は傷つけません)、自分が成長しているという感覚を覚えます。
最初の草稿と最終修正版を比較すると、自分でも大きな進歩を感じることができます。
献身的な指導者
新しい研究室で、まだ若手教授である私の指導者は非常に多忙ですが、私との研究に時間を惜しまず注いでくださいます。
時折、私生活の話をしたり、帰宅途中に電話で博士課程の困難さや、自身の指導教授との研究経験などを共有し、励ましの言葉をかけてくださいます。
相互尊重の関係
教授は私のことを常に'友人'と呼び、敬語を使ってくださいます。時には私的な会話で親しみを込めた言葉遣いをすることもありますが、研究上の友人である私に対して失礼がないよう、公式の場では常に敬語を使用されます。
全面的なサポート
これまで研究に関する事務作業を一度も任されたことがありません。
他大学から進学したため、大学のことをよく知らなかった頃は、一緒に昼食を取り、キャンパスを散策しながら案内してくださいました。その際、今後どのような研究をすべきか、どのような方法論を適用すべきか、どの論文を読むべきかなどについてアドバイスをいただきました。
現在も対面後には一緒に食事をし、散歩をします。以前よりも私的な会話が増えました。これは親密になっていく過程だと考えています。
尊敬と感謝
私は教授のことを'先生'と呼んでいます。単なる職名以上に、本当に師匠として感じていることを表現したかったからです。教授も喜んでそう呼んでくださいと言ってくださいました。
憧れる学者に出会い、共に歩む道は常に平坦ではありませんが、私の先生は茨の道も一緒に歩んでくださる頼もしい存在です。
結びに
私が享受しているこの贅沢な経験は、誰かにとっては信じられない話かもしれませんし、誰かにとっては共感できる話かもしれません。
時が経ち、共感してくれる人がもっと増えることを願っています。そして、いつか私が学界で地位を確立したとき、私の学生も私を'先生'と呼んでくれるような人生を送りたいと思います。
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