研究倫理違反:論文著者から除外された経験
はじめに
約5年前に修士課程を修了し、現在は職場生活を送りながら海外での博士課程進学を準備しています。最近、私の修士論文のテーマが学術誌(インパクトファクター5程度)に掲載されました。しかし、ここで深刻な問題が発生しました。
問題の詳細
- 昨年、別の学術誌に第一著者として投稿した論文が、同じ内容で今回の学術誌に掲載されました。
- しかし、私の名前が第一著者はおろか、共著者にも含まれていませんでした。
- 昨年リジェクトされた論文は、現在Research Squareというプレプリントポータルに掲載されています。
- 偶然、研究室の近況を調べていたところ、私の名前だけが除外された論文が、リジェクトされたプレプリントと同じ要約とフィギュア構成でResearch Gateに掲載されているのを発見し、愕然としました。
問題の背景
- 著者変更に関する相談や通知は一切ありませんでした。
- 論文のフィギュア、モデリング、シミュレーションの大部分が私の修士論文の内容をそのまま反映しています。
- 研究に参加したのは私と1年後輩の修士学生だけでした。
- 現在、研究に参加していない現役の修士課程の後輩たちが第一著者や共著者として含まれています。
心情と懸念
- 研究計画から実験、数学的モデリング、結果のマッチングまで、全領域に私の修士課程2年間の努力が注ぎ込まれています。
- 博士課程準備中の今、論文実績が一つでも欲しい時期だけに、精神的な打撃が大きいです。
- このような研究倫理を持つ教授の研究室出身であることも苦痛です。
今後の対応
現時点では、感情的な行動を避け、慎重に対応を検討しています。この状況にどのように対処すべきか、アドバイスを求めています。
結論
研究倫理違反は学術界において深刻な問題です。この経験を通じて、研究者間のコミュニケーションと透明性の重要性が再認識されました。今後、同様の事態を防ぐためにも、適切な対応策を講じる必要があります。
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