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他大学出身者を疎外する研究室。先輩、同僚の皆様のアドバイスをお願いします。

研究室での差別と孤立:博士課程学生の悩み

ゴールデンウィーク中ずっと悩んだ末、ついにこうしてキム博士ネットに投稿することになりました。現在の研究室で修士号を取得した後、博士課程まで進学したので...実に2年以上悩んできた問題です。

元々私の性格は、悩んでも答えが出ないときは「とりあえず頑張ってみよう」というタイプです。そのため、この問題について2年もの間:

  1. 悩み
  2. 解決しなければ、とりあえず自分の仕事に励む気持ちで一生懸命研究し
  3. また差別を受けると悩み、耐えてまた研究する...

という繰り返しで2年が過ぎました。それでも最終的に修士号を取得し、その過程で学内外で相応の成果も上げました。

紆余曲折はありましたが、指導教授も私の成果に満足され、今後も博士課程まで進学して研究を続けてほしいと言われました。私自身もより深い学びと研究への情熱から、結局博士課程まで進むことになりました。

しかし、継続する差別と疎外は、結局人を疲れさせるようです。修士課程と違い、博士課程は決まっていない期間、研究者として粘り強く研究に取り組むのに忙しいのに、長い時間と大きな努力を要する過程をこのような研究室で耐えるのが正しいのかという根本的な疑問が湧いてきます...。それでも気持ちを引き締めようと、この連休中に懸命に努力しました。

状況説明

時間を割いて読んでくださった方々に、私の状況を簡単に説明すると次のようになります:

研究室には、自校出身者だけを大事にし、他校出身者を徹底的に除外し無視するポスドクの先輩がいます。この方は現在、私たちの学界で非常に活発に活動され、自身の名声と評判に非常に敏感な方です。そのため、録音、録画など何らかの証拠が残りそうなことはしませんが、他校出身者には一切のインプットを与えず、自校出身の課程生だけを集めて派閥を作り、インプットを与えます。

いくつかのエピソードを例に挙げると:

自校出身の課程生にのみ、以下の内容を提供します(他校出身者はこのようなものがあること自体を知らず、ただ一人で勉強して修士課程をなんとか終えて脱落します。私がどうやって知ったかって?知りたくなかったのに知ってしまいました...ハハ)

  • 修士・博士課程中の時期別学習内容と方法に関する具体的なロードマップとカリキュラム
  • ラボミーティングのアイデア、学術大会、学位論文提案発表までのコンサルティングとマイクロティーチング。プレゼンテーション資料まで徹夜で指導
  • この研究室で修士・博士課程を経れば行ける機関などのキャリア関連情報
  • この研究室出身で現在学界で活発に活動している(政府系研究所、他大学教授など)先輩方との交流の場の設定
  • 政府や機関が実施するプロジェクトに必要な人材を要請する場合、自校生のみを推薦

私の努力と成果

ある意味では、よく知らない他校生にそのようなものを提供しないのは当然かもしれません。能力も検証されていない人に時間と労力を投入する必要がないからです。そのため、最初は「血は水よりも濃いというように、学閥を本当に重視する方なんだな」と思いました。そして私が一生懸命頑張って自分の能力を示せば、少なくとも差別待遇はしないだろうと考えました。

そこで修士課程1学期から一人でもがきながら、図書館、キム博士ネットのようなコミュニティ、すでに政府系研究所にいる他の友人たちなどに聞きながら、自ら一生懸命勉強しました。それが良い成果を上げ、3学期に海外学術誌に論文がアクセプトされ、その過程で指導教授がポスドクの先輩の名前を共同著者に入れてほしいと言われたので、論文作成にほとんど貢献していないにもかかわらず、良く見せるために共同著者に名前も入れました。

これ以外にも、研究室が参加するさまざまな行事での運転手役、指導教授の接待担当、自費を使ってまで研究室行事の処理など...1学期から2年間ずっとやりました。同じ期間、一緒に研究室にいた自校出身者たちは全くこのようなことをしませんでした。それでも気にしませんでした。他校出身者として、それでもロイヤリティを示すことができる機会だと思ったからです。

現在の状況と悩み

おかげで指導教授は私を良く思ってくださり、研究も導こうとしてくださいます。 しかし、博士課程に進学して3ヶ月目...ポスドクの先輩が研究室で私を疎外しようとするのがさらにひどくなっています。もはやインプットを期待してもいません。ただ、私の研究を邪魔しないでくれればいいと思うのですが、絶えず研究室を訪れて次のようなことをします:

  • 研究室での私の挨拶や言葉を無視する、知らんふりをするなどの巧妙な行動を見せて私を無視します。今や修士課程に入ったばかりの自校出身の後輩たちも気づくほどです。そのため、最近では修士課程1学期生たちも学期初めとは態度が変わり、私を無視し始めました。
  • 自校出身者だけを集めて夜10時~12時に別途研究指導をしているのを目撃しました。
  • 今年、研究室出身の先輩が研究人材を推薦してほしいと言ったのに、博士課程の私をスキップして修士課程生たちを推薦しました。
  • 研究室業務に関して本当に必要な事項があって連絡しても、どんな連絡にも返信をくれません。そのため私は何も引き継ぎを受けられず、研究室の仕事を処理しています。
  • 博士課程として持つべき研究室の権限を私にだけ与えません(指導教授がいくつかの権限は持っておくべきだと言われて要請した内容なのに、私だけ与えられません)。

今後の方針について

このような状況の研究室で、私がそのポスドクの先輩と研究室の人々と適切に距離を置いて一人で研究をしてもいいでしょうか。それでも研究室の唯一の博士課程(フルタイム)なので研究室に関連する業務を全くしないわけにはいきませんが、前の修士課程の時のように後輩たちの面倒を見てラボミーティングを主宰し、実力向上のために研究を見てあげたり、研究室の親睦を深めるためのイベントを主催したりするようなことまでは本当にもうできません。

私は研究を続けたいし、経験を積みたいし、専門性を身につけたい人間です。その結果として学位を取得することを望むだけで、学位取得と就職の部分は私に実力と運があれば得られるものだと思います(言うのは恥ずかしいですが、現在私は生計を心配しなくてもいい資産とライセンスを持った状態で大学院に進学しました)。

そして私が2年間経験してきたところによると、研究室の人々の中には私がどんな行動をしても私を嫌う人がいます。 であれば、私は自分の研究に専念し、何も与えたり受け取ったりしない...そんな関係の方がいいのではないでしょうか?もはや私が努力すべきことは何もないように思えます。

周りにこのような悩みを相談したとき、 ある人は「博士課程は研究室業務や人間管理も自分の能力として評価されることがあるから、あまりマイウェイでやるのは良くない。もう一度うまくやっていこうと試みるべきだ」とアドバイスしてくれる人もいれば、 ある人は「研究成果さえ良ければ、そんな研究室の人間関係管理を誰が気にするんだ。ストレスを受けるくらいならやめろ」と言う人もいます。

決断は結局私がしなければなりませんが、キム博士ネットにいる先輩方、同僚の皆さんの意見も聞きたくて投稿することになりました。 アドバイスをいただければ感謝いたします。長文を読んでいただき、ありがとうございます。

タグ: #大学院生活 #学業ストレス #研究室文化